シネフィルsobax

~映画の備忘録ブログ~

悪魔を憐れむ歌

3.8/5

当たり前だけどデンゼル・ワシントン若い。

設定の説明とかが無く淡々と進んでいく作品ってのは、

置いてけぼりにされている感じでいまいち入ってこなくなってしまうし、

長ったらしく説明されるのも、それはそれでダレてしまうんだけど、

こういう「なんじゃそりゃ」っていう感じの設定を、

問答無用で出される映画ってのは逆に引き込まれてしまうな。

でも決して雑じゃないんだよ。

謎解きの部分、英字の部分は答えとして出るが、

数字の部分と何回が出される問いに対しての答えが何だったのかはよくわからなかった。

デンゼル・ワシントンが弟役の人とのやりとりで弟役の人のセリフに食い気味で

「お前は悪くない」みたいなニュアンスのセリフを言うシーンがあったと思うんだけど、

何気ないけどデンゼル・ワシントン演じるホブズというキャラの一部分が見れて印象的だった。

物語が進んでいくと大体展開が読めてしまうと思うんだけど、

やっぱり展開通りにいかないで欲しかったなと。