シネフィルsobax

~映画の備忘録ブログ~

アメリカン・ギャングスター

4.1/5

長いけど双方の積み上げていく過程とか、綻びとか、

そういうのが押しつけがましくなく丁寧に撮られていて、全然疲れなかった。

デンゼル・ワシントンを配役するバランスの良さ。

終盤のコーヒーのくだり、

コーヒーを2杯入れて1杯を相手に近づけて、どうしても賄賂を掴ませたい男と

近づけられたコーヒーを遠ざけて、徹底して賄賂は受け取らない男の矛、盾だったな。

司法取引になった時の切替が面白かったな。