シネフィルsobax

~映画の備忘録ブログ~

ジョー・ブラックをよろしく

4.0/5

冒頭のコーヒー店でのブラッド・ピットはカッコいいというか可愛いというか

ナンパなんだけど軽薄じゃないっていうか、とてもカジュアルな感じで良い。

ジョー・ブラックになってからも不思議な感じがカッコイイな。

ピーナッツバターを食べた時の表情とかもギャップがあっていいね。

「時計と心臓の鼓動の~」のところの二人の緊張感が凄いリアルだったと思う。

アンソニー・ホプキンスが若い。んでもってだんだん人間くさくなるというか、

なんかよかったなー。

アリソンの、父と自分と妹の関係性を受け入れている発言

皮肉じゃなくて本当に嫌だと思ってないんだなって感じがして、

あそこの長女としての感情、親父としての感情が

演技に滲み出ているような気がしてあのシーン好きだなー。

それからクインスもいい奴なんだよ。

最後橋の向こう側っていうのも粋な演出だね。

元のカジュアルなブラピに戻っても一瞬ジョー・ブラックの顔になるのはわざとなのかな。

後半でビルがジョーに「全部正直に言え。あとの事はわからん。」みたいな説教をして

それと似たような事を正気に戻ったブラピが言うのがまた良い。