シネフィルsobax

~映画の備忘録ブログ~

タイタニック

4.2/5

はじめて通しで観たけど、やーっとこれが名作って言われるのがわかった。

地上波石田彰版を観たから完全版じゃないけど、

それを差し引いても石田彰でおつりがくるよ。

3時間くらいあるのにそれを感じないくらい飲み込まれた。

レオナルド・ディカプリオが美少年過ぎるし、ケイト・ウィンスレットの透明感が凄い。

ホックリー役の人がアマウリー・ノラスコに似ていた。

いい感じの雰囲気で進むのって作品の半分だけで、もう半分はほぼパニックものな感じ。

無慈悲に人が落ちたり浸水に飲み込まれたりするところは凄絶だった。

客室で死を待ったり、子供を寝かしつけるシーンは何とも言えない。

ラスト、わかっていても「なにも海に沈めなくてもいいんじゃないの…」

とか思ってしまう自分は、平和ボケで情緒の欠片もないのかもなー。

 

イエスタデイ

2.8/5

発想は面白いと思った。

もっと膨らむかと思ったけど、わりとすぐまとまり始めた感がある。

その為、最終的に「それで?」ってなってしまった。

夢オチかと思ったらそうでもなさそうだし、

個人的にはもうちょっとシャキっとしてほしいなという印象だった。

 

マグニフィセント・セブン

4.3/5

序盤から観てる人を煽るような感じで始まって

トントン拍子に仲間が集まっていって、哀愁を残しつつもすっきりして終わる。

中身もテンポも抜群だ。

どっちも観た事ないけど「七人の侍」→「荒野の七人」の流れを汲んでるから

中身としてはそうとう煮詰まってるもんな。

個人的には敵のボスが超ビッグネームじゃないのが良かった。

超ビッグネームが小物感出しても少し劣るんだよな。

ジャック役が微笑みデブなの気付かなかった。

イーサン・ホークの演技が良かったな。

表情も雰囲気も凄い人間くさいというかなんというか。

デンゼル・ワシントンの終盤の演技は「イコライザー」みたいな凄みがあったな。

みんなカッコいいけど

個人的にはクリス・プラットがカッコよかったよなー。

三枚目なんだけどやる時はやるヤツ。

序盤の手品がしっかり伏線になっていたから分かったけど

分かっていてもカッコいいヤツ。

バスケス役とのデコボコ感も良かった。

 

ビーチ・バム まじめに不真面目

2.1/5

いつ面白くなるのかなーと思いながら見てて全く起伏が無く終わった。

結局なんだったんだ?

面白いとか面白くないとかじゃなくて、どこをどう楽しんだらいいのかわからなくて

自分には本当に時間の無駄だった。

 

ジェントルメン

3.7/5

最近よくあるほどよいコメディに語っていくようなストーリー展開。

全体的にやや薄味かなーとは思ったがバランスが取れているから面白い。

髭の人トム・ハーディに似てるけど

トム・ハーディじゃないよなーと思ってたらパシフィックリムの人か。

いつも気のいいあんちゃんな役が多い気がするけど、シックなマシュー・マコノヒーもいいね。

コリン・ファレルヒュー・グラントの小汚いおじさん感も良かったな

最後の方、ちょっとした引掛けが良かった。

 

ファーザー

3.3/5

ずーっとミステリーを見てるみたいで、本来とは違う楽しみ方をしていたのかも知れない。

最初の方で坊主頭のおじさんと遭遇するけど、そのおじさんは老人ホームのスタッフだったから、

そしたら最初の方で遭遇した坊主頭のおじさんは

老人ホーム入所後の記憶から引用されていると考えたら、やっぱりずっと妄想だったのかな。

自分はこの映画合わないのは何となく分かっていたけど、

アンソニー・ホプキンスが出ていて受賞もしてるってのは観ておきたいなと思って観てみた。

最後の老人ホームでの演技は特に凄かった。