シネフィルsobax

~映画の備忘録ブログ~

決戦は日曜日

3.3/5

実際、内情はこんな感じなのかも知れない。

のっけからヤバげなテンションで、それ風な事を言う二代目。

世襲かと思ったら、いいように使える駒として投入されていた実情。

やりたくないけど「もうやめられないから」「こういうもんだから」

で無理矢理そのポジションに収められる。

フィクションなのは承知の上だけど、会社も社会(政治含め)の縮図なのだと、改めて実感した。

生贄にされるというよりかは「じゃあ今回は自分で」てな感じで

達観した笑顔を見せていた音尾琢真が印象的。

その後一切、喋りの中ですら出て来ないのもあっさりしてて面白かった。

この映画で今更ながら小市慢太郎さんを知ったけど、いい俳優だな。

「19歳と飲みに行ってはしゃいでる宮沢りえ」っていう風に考えたら面白いな~。

コメディの宮沢りえをもっとみたいと思える作品だった。