4.7/5
何気なく振り返ると、前回映画館で映画を見たのって一年前なんだな。
今年はもう少し見に行きたい。
全体を通して言える事は「男の子ってこういうの好きだよな」ってな要素が
随所で「コショウ少々」くらいに散りばめられていて、
それが作品内のいい所で効いてるから、添加された量以上の仕事をしているように感じる。
「トップガン マーヴェリック」みたいにゴリゴリに添加されてるのも
あれはあれで好きだけどね。
エズラ・ミラーが好きでそのままフラッシュも好きなんだけど、
この映画、まず音楽の選曲が良かったね。
共闘する時のBGMとか、マイケル・キートンのブルース・ウェイン初登場時のBGMとか。
最近の映画って小道具、BGM、何にでも意味があるように作られているように感じるけど、
あそこで流れていたシカゴの「25or6to4」というのは、
バットマンの活動時間と繋げているのかなとか思ったり。
あとはバットモービルの中で食べていたトゥインキーも何か仕掛けがありそうなんだよな。
トゥインキーが出てくる映画って「ゴーストバスターズ」と「ゾンビランド」
しか思いつかないけど、あの場面ってそれらの映画のオマージュとして
使えるシーンでも無かった気がする。
子供の頃にマイケル・キートンバットマンを何度もビデオ（夜の描写が真っ暗で全然見えなかった）
で見ていたからマイケル・キートンバットマンもさることながら、
バットモービルがマイケル・キートンバットマンのバットモービルで凄い嬉しかった。
「ありがとう。戻してくれて。」という様なセリフも、マイケル・キートン自身にも
しっくりくる感じで良かったな。
サッシャ・カジェのスーパーガールは良かった。
本人もやりたいみたいだけど、スーパーガールもっとやって欲しい。
ミシェル・ロドリゲス的な雰囲気があるから、これからぐいぐい来るんじゃないかと思っている。
ガル・ガドットのチラ見えするお尻が凄い。
ベン・アフレックめちゃ痩せてるじゃん。ジャスティス・リーグの時はパンパン過ぎたけど。
痩せていて老いからの皺もあったし、別人かと思った。
そんでもって最後、本人からしたら黒歴史だと思うがよく出てきてくれた。
個人的にはめちゃ面白かったよ。
何よりマイケル・キートン、ジョージ・クルーニーの吹替えが
地上波吹替版でやってくれたのが俺は嬉しいよ。
